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Pro Tools 10 Only MixをWaves使ってリミックス/リマスター [Pro Tools]

前回ほぼPro Tools 10に付属のプラグインだけでミックスしたMultipliesという曲を、今度は普段通りWavesのプラグインを使ってミックスしてみました。


使ったのは、まずギターソロをElevenではなくGTR Tools、各トラックのミックスでChannel StripでなくTony Maserati Artist Signature Collection , マスタリングをChannel StripとMaximからSSL Master CompとL2(+6dBアップ)との組み合わせに変更しました。

全体のバランスや後、ギターソロにシンセ音も被せたりしたので完全な比較にはなりませんが、まあサウンドがどうのこうのというより、使い勝手を含めた特徴に関しての違いを把握できたので面白かったです。

細かい事は色々ありますが、やはりTony Maseratiとか使うと、音決めの時に、色々試行錯誤しなくて良い(というかあまりやる余地がない)ので「楽」ですね(良し悪しは別かもしれませんが...)。

Tony Maseratiの方は、理屈はいいから、とりあえずそれっぽいサウンドにしたいというミージシャン向けで、付属のChannel Stripはもっと繊細というか、目的のサウンドがあって、それに向けてより作り込んで行くエンジニアの方向けという感じです。

マスタリングもL2は,その前のComp/EQの設定がどうなっていても、6dBくらいまでのレベルアップなら、サウンドが破綻してしまうということが殆どないので、こちらもそれ程深く考えないで作業できるところがポイントだと思いました。

結果としては、Sound Cloudの波形を比べるとわかると思いますが、前のものよりもレベルは突っ込んでいないのに、ドラムやベースの定位はやや低めなドッシリした感じになってるせいか音圧ではむしろこのWaves Mixの方があるような感じにもなっています(両者の波形比較はこちらが便利)......狙ったわけではないですが、プラグインのプリセット使ったら結果としてこうなった.....という感じです[たらーっ(汗)]

これを良しとするかどうかは意見が分かれるところだと思います。
勿論、これらはエフェクター=ただのツールですから、使う方の技量やノウハウでも、結果は大分変わって来てしまうと思いますが、それぞれ用途で使い分けるというのも面白いかもしれませんね。


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