Pro Tools 10.3.3、Gobblerへの送信機能に対応! [Pro Tools]
Pro Tools 10.3.3がアナウンスされました。
主にこれまでの問題点の幾つかのフィックスが中心ですが、クラウド・サービスであるGobblerへのセッション/バウンスファイル/クリップファイルのアップロード機能が新たに追加されています。
Gobblerに関しては、こちらをどうぞ。
Pro Tools 10.3.3のファイル・メニューから「送る」を選ぶと、DigideliveryやSibelius(余談ですが、昔、これを"シベリアに送る"と読み間違ってる人がいました.....って、不毛地帯かっ!!)に加えて、今回このGobblerが加わり、そのセッションファイルを共有の為、クラウド環境へとアップロード可能となったわけですね。これにより、GobblerはポストDigideliveryの代表格認定になったという感じでしょうか?
バウンス時では「共有」のところから選択します。
この場合は、セッションファイルではなく、ミックスした一本化ファイルがアップされ、設定次第ではパブリックにダウンロード可とすることもできるようになるようです。
他に「クリップ・リスト・ウインドウ」からエクスポートで、「クリップ」単位でのGobblerへの送信も可能とのこと。
この機能に関する、さらに詳しい情報は、英文ですが、こちらで取り上げられています。
ここでは、今はまだメアドを入れてからのアップロードになるところを、「ピュアに自分のバックアップとして、メアド入れなくても上げられると良いのに」的なリクエストも出てるんですが、こちらはPro Toolsではなく、Gobblerの方の将来的なバージョンアップで対応するらしいです。
確かに、この機能自体は、実際にはPro Toolsの新機能というより、そういったサードパーティーのサービスを、より便利んに利用できるようになりましたという趣です。
ということで、クラウドベースのセッション共有環境がより身近になりました!