Mountain Lion正式対応、Pro Tools 10.3登場! [Pro Tools]
Pro Tools 10.2でも取りあえず動作はしていましたが、正式な対応バージョンであるPro Tools 10.3が登場しました。
まだ英語ページしかないようですが、こちらで詳細見れます。
ダウンロードページ自体は、こちらです。
早速、ダウンロードしようとしたら「プラグインがない」というメッセージでましたが、そこをクリックして出て来る下記のメッセージに従い、java SE6ランタイムをインストールしてから、再度、試みたところ無事ダウンロードできました。
「Pro Tools 10.3 Installer」と「Avid Virtual Instruments 10.3 Installer」の両方をダウンロードし、まずPro Toolsをインストールしてみましたが、最後の段階で「インストール完了せず」のメッセージが出てしまったので、最初に入っていたPro Tools 10.2を完全にアンインストールし、CPUも再起動してから、インストールし直したら問題なく完了しました。Virtual Instrumentsの方は、そのまま普通にインストールでOKでした。
ということで、10.3リリース記念で早速一曲......ただ完成までは無理だったので1stデモの状態で上げてます。
久々にPro ToolsからSound Cloudに直接アップロードというのをやってみました。
曲自体は、Xpand 2でベース、Velbetでエレピ、そしてドラムループと、ギターでテーマを入れただけで、まだプロダクションらしい事はしていないですが無事動作中です。
Sound Cloud アカウント更新! [Sound Cloud]
Sound Cloudの「Solo」アカウント更新の連絡が来たので、ちょっと迷いましたが継続することにしました。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
自分の場合は、Paypalのアカウントがあるので、そこを使って合計4クリックくらいでもう更新完了です。
自分の位置と他のプログラムはこんな感じです。
各アカウントの特徴等はこちらからどうぞ。
ということで、更新記念に一曲!....と行きたいところですが、残念ながらアイディア枯渇状態の自分に新曲難しいので、「生まれ変わった」的な意味で昔作ったReBirthという曲を貼っておきます。まだ再生数が90ちょっとと少し可哀想な曲なので、是非、皆様にプレイしてもらって、やはり100は越えたいな.......という野望でございます
この曲は、このJINROのCMソング(というかベースライン)に「インスパイア」されて作った記憶あります。
何か好きなんですよね、これ......踊りたくなります
あ、そうだ、これって楽譜ソフトのSibeliusを覚えようと思って、Sibeliusで最初にモチーフを作ったんでした。
探してみたらありました、最初の20秒くらいのモチーフのデータ。SibeliusのMIDI音源で鳴らしてますよ、きっとこれ(記憶が曖昧)。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
そして,Pro Toolsに持って行って完成させたんですね、これが(通常は逆パターンですよね、きっと)。
ここから、あれになったのか〜と感慨深いものがありますな〜
色々,想い出すもんですね、昔の曲を聴くと.....でも、まあ振り返ってばかりいても仕方ないので、アカウントも更新した事だし、取りあえず次ぎの事ですね!
Fender StratocasterとPro Toolsでサウンドメイク;「Unknown Soldier」 [Pro Tools]
エレクトリック・ギターは、今までひたすら30年以上も前のYamaha SG300一本で頑張って来たんですが、ようやく新参者登場です。
その名も「Stratocaster」しかもFender Japanの.......って全然普通じゃん?....って感じですねよね....きっと
でも自分にとっては、相当新鮮です。
何しろ、何を隠そう、人生初の「トレモロ・アーム付きギター」なのです
こんなアナログのシンプルな仕掛けではありますが、相当遊べます。考えた人、偉大だと思いました
しかし、これでJeff Beckみたいな「揺ら揺ら(?)フレーズ」も意のままに弾ける!.......と喜び勇んで弾いてみましたが、もう全然........無理。
もっとバネ(?)減らせとか、ピッチ上げたいならブリッジをどうせいとか色々、設定やあるみたいですし、そもそもアーム握りながら、指で弾いて.....なんて、そうそう簡単にはできないな〜と、いきなり悟りました。
というわけで、普通に弾いてしまった記念すべきストラト使用第一弾がこちら「Unknown Soldier」です。
前回に続き、Pro Tools 10.2でMountain Lionのまま、でも今回はゼロから作って見ました。
ということで、ギター中心にサウンド解説です。
このストラトですが、ピックアップ3つのうちリアがハムバッキングになってます(特に改造したわけじゃなくて、最初かこうなってるモデルで.........そのせいか、ちょっと安いみたいです)。今回は、テーマのところで、そのリアピックアップ、ソロのところで、リアとミドルのハーフトーンを使いました。
まずテーマのところでのプラグイン設定です。
今回は画面にモロに向かって弾いてしまったせいで、ピックアップが拾ってしまったノイズが気になった為、波形でもフレーズとフレーズの間を切りつつ、Waves GTRでもゲートをかけて処理しています。
後はいつものようにRen Axeかけてダイナミクスを揃え、Elevenでドライブ、その後にやはりGTRのPitcherでオクターブ下を薄く鳴らしています。曲自体がにぎやか系のせいもあってか、これがあるのとないのとだと、大分、印象というか、ミックスの中のタチ具合が違ってました。その後ろのコーラスは結局使ってません(バイパス状態)。
次にギター・ソロのところです。
前半部分でやや無理矢理な感じでアームで細かなビブラートかけたりしてるんですが、張り切り過ぎてバネの音(?)がそのまま残ってしまいました。サウンドの設定はこんな感じです(この他にEQ3最後に使って簡単なイコライズ処理しています)。
当然、リアンプできるので別のアンプモデルも色々試しましたが、今回は最初に決めたモデルそのまんまです。
やはりPitcherでオクターブ下を軽くならしてます。Doublerは、ソロの後半でオートメーションを使ってバイパスを外してオンにしています。
正直,今回はストラトだからどうだみたいな特徴は、演奏面でもサウンド面でも出せたとは言えないです......が、色々試せたので、自分的には、凄く勉強になりました
最後にミックスウインドウです。
両方のギターには、WavesのSuper Tapディレイもかかってます。
設定は「Ping Pong」をそのままで、Auxに実行し、各トラックからエフェクトセンドで送っているので、ダイレクト音はオフにし、ディレイタイムをテンポに合わせることだけやってます。
ディレイは、他のものも色々試したのですが、効果も良いし、あと根本的に慣れているせいか、どうしてもこれを選んでしまいます。
FairChild 670は、実は今まで使い切れてなくて、あんまりかけた事ないんですが、今回はイントロのクラビネットのところで使ってます。たまたまかもしれませんが、いい感じでレベルが上がってくれました。
リバーブは、Dverb一個をディレイと同じく、Auxに実行して、かかり具合は各トラックのセンドで調整する感じです。
自分の場合は、リバーブは本当に部屋のアンビエンスという意味で、全音源に共有で一つだけ実行し、各音源の空間処理は殆どディレイでやってることが多いです。ボーカルとかがあるときっと違うんでしょうね。
ということで、久々にゼロから曲作れて、少し気持ちが晴れました
では暑い日が続きますが、皆様もメゲズに創作活動頑張ってください!
Mountain LionでPro Tools 10.2をテスト: Scandal [Pro Tools]
Mountain Lion、正式推奨出ていない状態ですが、色んな人が動作レポート出してるので、以前に作った「Scandal」という曲をリミックスして試してみました。
そんな大した事はやっていないので、断定的な事は言えませんが、結果的には、プラグインも含め動作しました。
とはいえ、Pro Tools自体の機能がアップするわけではないので、待てる人は、動作推奨出るのを待ってやった方ベターだとは思います。
一応、英語にはなりますが、こちらに対応情報告知が掲載されています。
空間系エフェクトで妖しげサウンド:Strange Dream [Pro Tools]
「Strange Dream」という曲をSound Cloudにアップしました。
エレピはVelvet。久々に使いました。やっぱり存在感あっていいです。
プリセットそのまんまですが、リバーブとかもあって、それもそのまんまオン状態で弾いてます。
エレピだけでなく、全体的にリバーブ多めな感じで浮遊感付けてますが、使っているのはDverbです。
いつの間にやらルックスが変わってモダンな感じになってますね。
仕様効率も良いし、何しろ簡単なので、最近はこれが多いです。
ギターは、相変わらずのセットなのですが、全体的に妖しげな雰囲気醸し出そうと、サウンドもフレーズも頑張ってみました。最初のアルペジオが左下のWaves GTR、ギターソロは、右半分のEleven + GTR + Doublerです。最後の方でシンセのアルペジオと絡んでる歪む系ギターは左上のWaves GTRセットです。
各所にコーラス、ディレイ、フランジャー、スプリング・リバーブ、リバース・ディレイ、ダブラー等、かなり色々やってます。
ただ、色々やった割には、地味な曲になっちゃいました
Strikeでバンド風サウンド:Sky [Pro Tools]
原点回帰シリーズ(?)ということで、引き続き昔の曲をPro Tools 10でリミックスしてます。
今回は自分的には目一杯の爽やかさ(?)加減を持った「Sky」という曲です
なんか学生時代に戻ったかのようなバンド風サウンドというか、まあ要はドラムが生風というところが、そんな感じになってる要因だと思います。
ということで、ドラムはStrikeのBrit Rockというプリセットを使って、全編フレーズシーケンスで鳴らしています。
音の方は、外のエフェクターは用いず、Strikeの内部でコンプやEQも実行しています。
エフェクトの中には、CPUパワーに合わせた「ECO」バージョンもあったりしますが、シンプルなパラメーターながらも、各パート独立して色々いじれるのは便利ですね、
一方、ギターの方は、今回はWavesのGTR中心に音創りをしています。
下記がソロの部分の設定です。
ディレイは結構深めで、ここでかけてる以外にもSendで送ってやや長めのディレイも実行しています。
ベースには、Xpand 2のフレットレス・ベースを使っていますが、なかなかいい感じだと思いました。
Xpand 2の後にEQ IIIそしてSmackを実行しています。
途中のソロ風のところだけSend送ったディレイがかかるという形で、後はドライな状態で再生されています。
ということで、元のテイクはバッキングも全編ギターだったんですが、今聴くともう一つな感じだったので簡単なストリングス(単音で弾いてる)に差し替えたり、後、空間系エフェクトもちょっと深めにかけ直したりしてしまいました。
楽曲もこうやってデータになってるとメンテナンスみたいな感じで、その時の好みに合わせてミックスし直せたりするわけですね.............何を今更な感想ではありますが、改めて便利だなと感心してしまいました
Pro Tools 10.2とSoftube Saturation Knob : Under The Moon [Pro Tools]
遅ればせながらPro Tools 10.2と無償提供されているAAXプラングイン「Softube Saturation Knob」を使って一曲作ってみました。
といっても、最近はどうも新ネタ枯渇気味な為、以前に作った曲のリミックス版です。
今聴くと、なんだか曲調が軽く探偵物系はいってますね〜
Softubeは、バウンスしてまとめた3つのドラムループに実行。
お上品にかけてしまったので、そんなに歪んでませんが、パラメーター上げるとなかなかいい感じにサチってくれます。
ギターソロは、新たに録り直しました。
今回は原点回帰(?)ということで、他のトラックのエフェクトは付属系を中心に実行しましたが、ギターはそれなりに作り込んでいます。
と言っても、いつものようにElevenとWaves GTPエフェクトの組み合わせです。
かかってる順番は、Ren Axe - Eleven - Channel Strip - Vib & Spring Reverb - Pitcher & Doubler
ピッチシフトは、オートメーション使って、後半の半音下降フレーズだけに4度下でかけてみました
ダブラーも同じくオートメーション使って後半のみです。
Elevenは、結果的には軽く歪んでますが、録りの時には、クリーンな音で録ったので、フレーズ自体は、あんまりベンドとかしてないジャズっぽいアプローチ(?)になってます。最初からこの音で録ってたら違う感じで弾いていたかも.........この辺はリアンプの面白いところですね
Garbage - NOT YOUR KIND OF PEOPLE - [アーティスト]
Garbageの新しいアルバム「Not Your Kind of People」がリリースされました。
久々ですよね〜。
自分はiTunesでスタンダード版を購入しましたが、ここではボーナストラック付きの日本版のリンクを貼っておきます。
独特の美的センスでユニークなサウンド、キャッチーなのにマニアック、ポップなんだけどハード、エレクトロなのにアナログ、クリーンなのにダーティー、緻密で大胆.....といった感じの音楽的要素の混ざり具合、そしてミックスも恐ろしく凄く凝ってて、非常に素晴らしいと思いました。
曲の全体の印象としては、自分が好きだったセカンドに近い気がします....
そういう意味では、自分にとっての理想のGarbageサウンドに近く、結果的には、聴き慣れたものに対する安心感が、気に入った要素のひとつになっているのかもしれないです。
逆に初めて聴く人って、このサウンド、どう感じるんでしょうか?......まあ、でも他人の事より、自分がいいと思えば、いいわけですよね、音楽は。好きなもの聴きましょう!
いずれにしろ、一般に受けるというより、ミュージシャンズ・ミュージシャン的なポジションのアーティストなのではないかと思います。
ところで、オフィシャルYoutubeサイトにリハの映像ありました。
こういうのを見ると、パフォーマンスあってのレコーディング技術なんだとよくわかります。
それにしても、リハの音でも、ちゃんとミックスしたらこんなになるんだな〜.....と、ここでもまた感心です。
Pro Tools 10.1.3とWaves v9 : Cristal Mind [Pro Tools]
ちょっと前になるのですが、Cristal Mindという、無機的な感じの曲をSound Cloudにアップしました!
WavesをVersion 9に、Pro Toolsを10.1.3に、それぞれアップデイトして作業!
新鮮ですね~、気持ちは
ただし、やってることは何も変わらんという.......正直ですね〜、才能は
とりあえず、GTRを4つ使いです!
Pro Tools 10.0.1でリミックス:Zoom [Pro Tools]
Pro Tools 10.0.1リリース記念(?)で、以前に作った曲をリミックスしてみました。
と言っても、ギターのテーマ部分を差し替えた以外は、プラグインを入れ替えて、バランス取り直したくらいです。
ということで、この曲自体も0.01くらいのバージョンアップって感じですね
この曲はドラムが素晴らしいネタ(サンプルループをエラスティックで処理)だと思うのですが、実はテーマの部分とギターソロの部分では、同じ人のサンプリングながら、ドラムキットが違うのか、スネアの音とかも異なっているので、そこを揃えたいと結構試行錯誤しました。
結果的には、何しろ2ミックスされているサンプリングネタだったので、どうしようもない.....わけですが、下記のように付属のChannel Stripで可能な限り調整してみました。
結果は微妙ですが、色々いじったおかげで大分使い方の勉強になりました
ギターソロのところは、全くいじってなくて昔の設定のままですが、見てみてビックリ、なんと最近、好んで使ってる「Eleven + Waves GTR」の組み合わせそのものでした.....4年立って一回りした感じです........もしかして進歩してないのか?自分
ベースは、Xpand 2なんですが、GTRのベーアンをかませてます。
最後にMIDIシーケンスの画面です。
複数トラックを同時に色分けして見てる絵ですね。
普段は、1トラックずつ見る事の方が圧倒的に多いですが、全部表示すると、これはこれで迫力ですね。
自分は、鍵盤苦手というか、ほぼ弾けないに等しい(誰か手伝って欲しいです....)のですが、それでも入力はリアルタイムで弾いて、間違ったところ直すというパターンです。コードは、弾けないときは、トップだけまず弾いて、後から下を加えて行くという形......幼少の頃、母親の言いつけに従って、もっとちゃんと音楽教室に通っておくべきでした.....
実はMIDIデータに対して、コントロール情報を付加する的な事はほとんどなくて、ノートの間違いを直して、必要なところだけクオンタイズ、そしてベロシティーの気になるところを修正するくらいです。
こんな稚拙なデータ打ち込みレベルでも、何となく形になるっていうのは、やっぱり昔に比べて、音源自体のクオリティー、表現力が上がって来ているのが、一番大きいのかもです。
ちなみに今回のMIDI音源(?)は全て付属のXpand 2です。